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Benelux(3)       [旅の空は]

ブルージュでは
こんなステキなホテルに泊まりました。



ブルージュ1.JPG





ブルージュは運河の街。




ブルージュ2.jpg




お菓子屋さんがたくさん。
ディスプレイもステキ。


ブルージュ5.JPG



焼きたてのワッフルに生クリームやチョコを乗せてくれます。


ブルージュ3.jpg




さて、この日はツアーを抜け出して単独行動!
ツアーでは美術館の入場はしないということだったので
離脱を申し出たら、あっさりOKが出ました~♪♬





鐘楼のある広場から出発です。

ブルージュ広場.JPG









何と言っても、ここは画家のヤン・ファン・エイクが住んだ街。
彼の最高傑作「神秘の子羊」をゲントで観る前にここで別の作品にも逢っておきたい!

ヤン・ファン・エイク(1390頃~1441) の作品は
本当に細かく描きこまれていて、色彩も大変美しい。

ダ・ヴィンチもラファエロも生まれていなかった時代に
絵の具を研究し、細密な技法を駆使して描かれた作品たちは
心からの尊敬の念を持って、いつまでも眺めていたくなります。


ホテルから街の中心部へ行く途中にヤン・ファン・エイクの像がありました!



ブルージュ・ヤン1.JPG


ここを通るたびに「ヤ~ン!おはよう~」などと挨拶w




寄ってみると

ブルージュ・ヤン2.JPG


絵筆を持った手が
ものすごく器用そう!
この指から あの細かいタッチを生み出していたのね(感動~






さて、こちらがヤンさまの作品のひとつ。グルーニング美術館所蔵の
「ファンデルバーレの聖母子」

ブルージュ4.jpg



とても明るい展示室で、近づいて観ることも出来たので
描かれた宝石や布の質感の見事さも堪能しました!
ゲントの祭壇画に向けてテンションが上がります~。


グルーニング美術館にはヤン・ファン・エイクの作品がもう1点。
43歳の時に結婚したお相手のマルガリータの肖像です。
結婚当時は推定27歳のマルガリータさん、
肖像画が描かれたのは、その6年後だったようです。


ブルージュ ヤン1.JPG





この後、街を歩いていたら
こんなマルガリータさんにも会いました~w



ブルージュ ヤン.jpg









実は、この美術館の前にメムリンク美術館も訪れました。
こちらではハンス・メムリンク(1435年頃~1494年)の作品に逢えます。


「聖ウルスラの聖遺物箱」

ブルージュ・メムリンク2.JPG



「聖ヨハネ祭壇画」

ブルージュ・メムリンク1.JPG



メムリンクはヤン・ファン・エイクの後継者のような存在でしょうか。
あざやかな色彩がやはり目を引きますが、画風はたおやかな感じ。




ブルージュでは教会やマルクト広場の鐘楼から
時間になるとカリヨンが鳴り響きます。

優しい鐘の音が混じり合う中
石畳の道を歩くと
ほんとうに幸せな気持ちで満たされます。。







ブルージュの最後に教会のミサに行きました。



ブルージュ教会.JPG





なんだか、すんなりと回ったように書きましたが
実はかなり迷ってウロウロしたのです(汗
地図と違うよ~
みたいな路地があちこちに。
でも、それも旅の楽しみです!(強がりw


そうそう、最初に入ったメムリンク美術館では
複数の美術館に入館できるチケットを勧められたのですが
半日しかないので断わりました。
でも!何故か購入することに。
しかし、そこを出る時に
次の美術館への道を親切に教えてくれたので、許そうw



そして、教会のミサ。
お説教がフランス語だったので聞き取れず~(悲
でも、賛美歌は何とか歌い
参列者の皆さんや神父さんと
「主の平和」の握手を笑顔で交わしたのでした。







昼過ぎ、バスはゲントに向かって出発!
























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Benelux(2)          [旅の空は]


ルクセンブルクから137Km走り、ベルギーの山間へ。
「世界で一番小さい町・デュルビュイ」です。
本当は「村」と呼ぶ方がふさわしいのですが、「町」と決めてしまったのだそうです。



デュルビュイ16.jpg


渓流とお城!
なんて絵になる構図でしょう~。



ジビエが盛んなので、生ハムの大きさがすばらしい!
地ビールも美味ですね。


デュルビュイ14.jpg





石畳の道沿いに 可愛らしいお店が沢山。


デュルビュイ2.JPG



デュルビュイ3.JPG



デュルビュイ5.JPG



デュルビュイ7.JPG



デュルビュイ8.JPG

この食料品店で有名なのは「タンポポ・ハチミツ」。
日本人が良く訪れるので、店主のおじさんは少し日本語がわかる。
「タンポポ」と言えば売ってくれますw








デュルビュイ9.JPG


小さな教会がありました(写真・右)


中はガラスのドアで仕切られていました。

デュルビュイ10.JPG






お肉屋さんを覗くブタくんw


デュルビュイ12.JPG






ベルギーは自転車が盛ん。
凄いスピードで通過していきます!


デュルビュイ19.JPG


山あいのリゾート地でカヌーやサイクリングを楽しみに来ているのですね。



こちらのお店でステキなスカーフを見つけて購入~♪


デュルビュイ13.JPG


しかーし、こちらは「フランス語」なのです!
英語は全く通じません!
お買い物も一苦労でしたw






さて、バスは次の目的地ブルージュへ向かって出発しました。
どんな街でしょう~?


























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Benelux(1)         [旅の空は]

Benelux(ベネルクス)は
ベルギー・オランダ・ルクセンブルク。
そしてドイツを含めて4カ国を1週間で周るという
日本人にありがちなw強行ツアーに行ってきました。



12時間のフライト。
いつもならロシアの大地が見えるのに、今回はずっと雲に覆われて。。


ようやくバルト海のあたりで雲が切れて大地が望めました。


行き飛行機.jpg







フランクフルト空港からバスでルクセンブルクへ。
240Km走ってホテル到着は既に夜。





翌日から観光です!

まずは ルクセンブルク・ノートルダム大聖堂へ!
鐘の音が迎えてくれました。


https://twitter.com/pfmazurka/status/1162655466188656645






中に入るとミサの最中です。


神父さんの賛美歌を歌う声のすばらしいこと!
そしてパイプオルガンの演奏も抜群!!

旅のはじめから、こんなにステキな音楽が聴けるなんて
予想もしていなかったので、本当に嬉しかったなあ。。






ルクセンブルク・ノートルダム大聖堂ステンドグラス.jpg








高台からルクセンブルクの谷を見渡した後
バスはベルギーへと向かいます。
























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TOKYO GRAND SOLOISTS 2019      [コンサートの記憶]

東京グランド・ソロイスツ 第3回演奏会
                   ~第一生命ホール

(出演)
三浦一馬(バンドネオン)
上野耕平(ゲスト:サクソフォン)

東京グランド・ソロイスツ(室内オーケストラ)

(オール・ピアソラ・プログラム)
悪魔のロマンス
天使の死
レメンブランセ(追憶)
オブリビオン(忘却) *
ラルゴ・タンガービレ/モデラート・タンガービレ
アレグロ・タンガービレ

孤独の歳月**      サクソフォン:上野耕平
レオノーラの愛のテーマ* サクソフォン:上野耕平
エスクアロ(鮫)     サクソフォン:上野耕平
フーガと神秘
コルドバへのオマージュ
アディオス・ノニーノ

(アンコール)
ピアソラ:リベルタンゴ**
デカリシモ

(編曲・オーケストレーション)
  三浦一馬
 *山中惇史
**岩城直也





'19Aug東京グランドソロイスツ1.jpg





縦横無尽に駆けめぐるバンドネオンと
石田組長率いるストリングスの空気感
これぞ まさにピアソラ!

去年よりさらに進化したパフォーマンスに
満場の客席は熱い喝采をおくる。


そして後半、上野耕平さんのサックスが加わると
興奮は最高潮に!

バンドネオンとサックス
ふたつの旋律が絡み合って奏でる音楽は
まるで ドローンの映像のよう。
滑らかに飛行し
おおらかに空中を旋回する

大自然からの柔らかな風がふいてくる。。






'19Aug東京グランドソロイスツ2.jpg

                   (この写真はweb上からお借りしました)




去年と同じく、三浦さんのお話は最初と最後だけ。
とにかく目一杯演奏を聴いてほしいという思いにあふれている。

ゲストの上野さんも、一言もしゃべらずw
とにかく演奏で勝負!

そして期待をはるかに上回る、魅力あふれる音楽は
聴く者の心を掴んではなさない。

編曲のすばらしさも堪能できて
三浦さんの思い入れがビンビンと伝わってきたなあ。




アンコールに上野さんのサックスも加わった時
それまで椅子に座って演奏していた三浦さんが立ち上がり
片足を椅子に乗せて楽器を構える。
それを見た上野さんが、自分も片足をあげて!
おっと、椅子がありませんw

何をやっても絵になる二人。
最後まで最高の演奏で締めくくってくれたのでした♡

































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