Madrigale [語られる音たち]
ロベルタ・マメリ スペシャルワークショップ
~えびらホール
今年はモンテヴェルディ生誕450年記念 ということで様々な演奏会が開かれていますが
私の大好きなソプラノ歌手のロベルタ・マメリがワークショップをするというので
3日間のうちの最終日を聞いてきました。
5声のマドリガーレ2曲のレッスン。
Ah! dolente partita(SSATB、マドリガーレ集第4巻)
Cruda Amarilli(SSATB、マドリガーレ集第4巻)
2曲目の第1ソプラノをマメリ先生が歌って下さって、超絶ステキでした!!
彼女の歌を聴いて、いつも思うのは
まったくの自然体なのに、何故あんなに強くて艶のある声が出るのだろう~?ということ。
普通にしゃべるように歌えるって凄い!
↑↑このような美貌のマメリ先生ですが、ものすごくエネルギッシュ!(チラシの写真です)
すごいスピードのイタリア語でお話しされて、
歌いながらビシビシ指示を出されてました。
(以下、自分のためのメモ)
・器楽の伴奏がない場合は自分たちで音を決めて良い。歌いやすい場所で歌う
→A=440Hzにこだわらない。
・必ず他のパートの勉強もすること。
そして、自分が正しい音で歌っていると他のパートも聞こえてくる。
・歌う前に声に出して歌詞を読む。→言葉のイントネーションを確かめる。
(言葉が先に書かれ、それが音楽になっているから)
・パートどうしが同時に歌う箇所を最初に譜面上で確かめる。
・歌詞の意味を表現する。リズムの形に意味のあるものが出てくる。
・モンテヴェルディは振り子のように定まったテンポがある。
・下腹の支え。
ロベルタ・マメリが歌うモンテヴェルディは
旋律が空中で弧を描く
まるで鳥の羽のように!
あでやかで、色気のある音楽は
無重力のように見えるけれど
実は鋼のように強靱
それは まるで彼女の生き方のように。。
2017-10-18 00:01
nice!(6)
コメント(0)
コメント 0