¡Hola! España 8

スペインに来る前に持っていたイメージは
その地に立つと見事に覆された。







どこに行っても
そういう事はあるけれど





特に、スペインは印象的だった。












どこまでも　どこまでも続くオリーブの畑。



傾斜地に植えるのは、実の収穫に便利だから。
木の下にシートを敷いておくと
落ちた実がコロコロと転がって
丘のふもとに集まってくれるという。






万年雪のシェラネバダ山脈



アルハンブラ宮殿は
ここから水を引いている。




アルハンブラ宮殿の装飾は
ひとつひとつ
とても丁寧な手仕事で作られている。


その細やかな部分と同時に
壮大な空間が広がる。

そのアルハンブラ宮殿も、メスキータも
写真で見るのとは大違い。

大きさはもちろんだが
本当に今まで体感したことのない空気感。


例えばメスキータを支えている柱。




一本一本に職人さんのサインがある。

そのサインを写し取ったものが保存されている。



中には自分が信仰している宗教のサインも。
ユダヤ教なら三角ふたつの組み合わせの星。
キリスト教なら三位一体の意味の三角形、等。

そんなふうに
いろいろな宗教、様々な出自の人々が
協力して仕事をし
お互いを認め合い
そして
ともに暮らしてきた街が
スペインにはたくさんある。






だから
スペインの人々は
とても優しくて思いやりがある。


そんな国を旅して
ほんとうに楽しかったよ。







私の大好きなフランチェスコ・トリスターノは
バルセロナに住んでいる。
きっと、彼はこの国の
そんな優しいところが好きなんだろうなあ。













さて、最終日。
ひたすら飛行機に乗る日～。

おみやげにスペインワインを買う予定だったのに
まだ買っていない（汗

バルセロナ空港でようやく見つけた！
オリーブオイルも一緒に会計。

これでユーロの小銭が全部使えるぞ。
ところがっ
おサイフをはたいて出てきた小銭を数えたら
なんと
日本円で3円くらい足りない！！（真っ青！
ドルなら持ってるんだけど～（涙

そしたら、レジのおねえさんが
「大丈夫よ！これで良い事にするからっ」
と言ってくれている。

「あなた、真っ直ぐ帰るの？」
「えーと、フランクフルトで乗り換えて
それでトウキョウ へー」
「あー、乗り継ぎね！
この袋、絶対に開けちゃダメよ！」
と、ワインとオリーブオイルを入れたビニール袋と
テープでキッチリ止めて、もう一度、
「本当に大丈夫だからね！！」
と、請け合ってくれた。

ごめんなさい。
レジのおねえさん、神！（拝
ほんとうにありがとう
バルセロナ　また来ます！！


（前日、タクシーの運転手さんに
2ユーロもチップをはずんだのが
良かったのかしら？あれ？）










というわけで
無事に帰国。





次はどこへ行こうかな～

（えっまた行くの？ｗ