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風景の詩         [アートに逢いに]

ターナー展
    ~損保ジャパン日本興亜美術館



'18Mayターナー展2.jpg





荒々しい海の力強い描写
それと対照をなす緻密な銅版画
優しい色彩の水彩画
そして
本の挿し絵の愛らしさ!




ターナーといえば思い浮かぶのが蒸気。
大気が光に溶けた、浮遊するような感覚。
これは、後々の印象派の先駆けとなったそうです。
でも、この展覧会では、そういう作品は殆どありませんでした。





油絵の荒海は、波にのまれそうに思えるほどリアル。
船とともに私も難破してしまいそう!

そして、サイズの小さな銅版画や挿絵は
見事に細かく描かれています。


'18Mayターナー展.JPG

これはチラシを撮影したものです。
ヴィニュット というのは書籍の挿絵の形式のひとつだそうです。
かなりの点数を観ることができて、本当に楽しかった!



少年期から才能を発揮し、パトロンに恵まれ
数多くの作品を残した人気画家のターナー。
欧州各地をスケッチしながら旅したそうです。
時代に即した精巧な画風が
多くの人の支持を集めたのでしょう。






































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