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VERMEER 9/35       [アートに逢いに]

フェルメール展
   ~上野の森美術館




すでに逢ったことのある作品が多かったけれど
やはり、フェルメールは唯一無二。
同じようなテーマの当時の絵画の中で、ずば抜けている。

考え抜かれた構図と色彩。
精緻な筆使いは、まさに圧倒的!

冷徹な手仕事の後ろに、深い愛情が感じられるから
主人公の表情と さりげない仕草は
物語の一部のよう。。




'18Octフェルメール展.jpg








この展覧会は「フェルメールの部屋」が設けられていて
そこに8点が展示されている。
寡作だった画家が生涯に描いたのは35点だから
これは本当に凄いことなのだ。

タイトルは 9/35 なのに、どうして8点?!
後から出品が決まった「取り持ち女」は展覧会の会期の後半に来日するのですって。
しかも、その時は「赤い帽子の女」は帰ってしまうのです。
しかも(しつこいw)東京展の後、大阪で開催されるのですが
その時に「恋文」が来日するのです~。
「大阪へ行こう」というポスターが貼ってありましたよ。
コンプリートしたい方は、東京で2回、大阪で1回観なければなりません(頑張ってねw



ところで、この展覧会は時間制で入場する仕組みになっています。
混雑を避けるため、という事でしたが
入場前に長ーい列が出来ていて、入ってみれば激混み!
これ、どういうこと?!
「フェルメールの部屋」は少し広かったので
譲り合って観ることが出来ましたが、
他の展示室は身動きが取れないくらい!

しかもっ(またまたw)
チケット代金が他の展覧会より高額なのです。
その代わり、音声ガイドは無料で貸してくれるというのですが
私は普段、音声ガイドを借りないので
とっても理不尽に感じたのでした。
でも、入場したら係の人が
音声ガイドのストラップを私の首にさっと掛けてくれたので
もったいないので使うことに。(ビンボー症w)


ところで、最近の展覧会はキャラクターグッズを作るのがマストなんですか?

という謎とともに、
残念ながら作品以外のところで あまり愉快じゃない思いをしたのでした。


































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