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An Evening of Festive Concertos    [コンサートの記憶]



調布国際音楽祭2019

華麗なる協奏曲の夕べ
        ~調布市グリーンホール 大ホール

(出演)
指揮・チェンバロ:鈴木雅明
ヴァイオリン:寺神戸 亮・山口幸恵・木村理恵
チェロ:懸田貴嗣
オーボエ:三宮正満
オルガン:鈴木優人
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

(プログラム)
ヘンデル:合奏協奏曲第6番 ト短調 作品6-6 HWV 324
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンとチェロのための合奏協奏曲 ニ短調
        RV 565(「調和の霊感」作品3より)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「夏」ト短調 RV 315(「四季」より)

J. S. バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
ヘンデル:オルガン協奏曲第5番 ヘ長調 作品4-5 HWV 293
J. S. バッハ:管弦楽組曲第4番 ニ長調 BWV 1069(初期稿)








タイトル通りの
まさに華やかな演奏のオンパレード!

三宮さんの歌うオーボエ
優人さんの愛くるしいオルガン
懸田さんのコントラストのあるチェロ等々
超凄いソロの連続!!




'19June調布1.jpg


チェンバロとチェロ奏者以外は全員が立奏。
中央に置かれたチェンバロを囲んで
曲によって立ち位置が変わる。

緊張感の中にも余裕ある演奏は
音楽をする悦びが伝わってきて
聴く者を本当に楽しませてくれる。

ことのほか印象に残ったのは
ソロ以外でも全曲で演奏した懸田さんのチェロ。
全体を支え、運んでいくパワーとともに
陰になり日向になりと絶妙な働きが
音楽に奥行きを与え、立体的に見せてくれた。

ほんとうに
どの瞬間もステキだったけれど
全員で偽終止にキレイに飛び込む時はゾクゾクしたな。


器楽のみのBCJを聴く機会は少ないので
改めて管弦楽の達者な演奏に感動~。








この日は調布国際音楽祭2019のグランド・フィナーレ。
優人さんがエグゼクティブ・プロデューサーをしているこの催しは
今年で七年目になるそうです。
毎年すばらしい演奏家による沢山のコンサートが開かれ大盛況ですが
こんなふうにプロデューサー自らグッズの販売をしているw
手作り感満載なところが魅力ですね♬♪


'19June調布2.jpg








































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gillman

バッハ・コレギウム・ジャパンいいですよね。ぼくも大好きです。
by gillman (2019-07-02 19:37) 

Halumi

gillmanさん♪
それは嬉しいです!
私は去年、ライプツィヒまで追っかけしました(笑)
BCJはドイツでも大変に人気があります。
バッハを忠実に演奏するためだと聞きましたが、
日本人とドイツ人は相通ずるものがあるのかもしれませんね。
by Halumi (2019-07-02 21:27) 

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