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"TRiNFiNiTY"      [コンサートの記憶]

MAKOTO OZONE new trio "TRiNFiNiTY"
           ~ブルーノート東京(2日目・2nd)

(出演)
小曽根真(ピアノ)
小川晋平(ベース)
きたいくにと(ドラムス)

(スペシャル ゲスト)
ダニー・マッキャスリン(サックス)

(セットリスト)
1.MR. MONSTER
2.MOMENTARY MOMENT
3.ETUDADE
4.INFINITY
5.THE PATH
6.THE PARK HOPPER
7.DEVIATION

(アンコール)
YELLOW FEVER




'24AprilOZ2.jpg



これが小曽根さんのピアノ?!

まるで重力が無いかのように
弧を描いて浮遊する。
かと思えば
鋼のように重厚な響きで
空間を支配する。
圧倒的・・!

これまでも
小曽根さんの指が
高速で鍵盤を駆け巡り
キレ味の良いパフォーマンスを
繰り広げるのを見てきた。

でも、この日は何かが違う。

それは
小曽根さんのピアノが語る言葉。
まるで違う言語のように
発音もイントネーションも
するりと変化した。

なんて新鮮なピアノ!

新しいトリオ "TRiNFiNiTY" は
ベースもドラムスも、とても若い。
若いけれど、腕が確かな上
打って出る気迫の
もの凄さがある。

そして、
小川晋平さんのベースも
きたいくにとさんのドラムスも
とにかく音が綺麗!
小曽根さんのピアノも本当に美しいので
トリオの音楽がとても洗練された
クオリティの高いものになる。

情感のこもったベース
ハーモニーを奏でるドラムス。
二人とともに
小曽根さんは
新しい境地に躊躇なく飛躍する。

トリオのトライアングルは
パワーがせめぎ合い、
火花を散らし
瞬時にエネルギーの方向が変化する。
これは まさに
ビッグバンだ!


サックスが入った後半は
それが さらに増幅される。
サックスのロングトーンの後ろで
暴れまくるトリオw

こんな音楽って、アリ?
ホントに凄すぎて
笑った顔が元にもどりません~




'24AprilOZ3.jpg




スケジュール上、このライブは諦めていたのだけれど
無理して来て、本当に良かった!

しかーし、
発売後しばらくしてから予約したので
お席がが(汗
ライブハウスだから仕方ないとはいえ
人と人のすき間からステージを覗くのは
ホントに大変でした(泣
しかも、オーダーした飲み物が来なかったり(泣

という、試練の連続だったけどw
それを差し引いても
ライブは最高だったよ。




'24AprilOZ1.jpg

            (この写真web上からお借りしました)


小曽根さんは
ラジオのインタビューで
「この若い二人から沢山のインスパイアを受ける。」
と言っていた。
ピアノが驚くほど変化したのは、この事。
もちろん、二人も
小曽根さんから受け取るものが大きいことでしょう。
そうやって
これまで聴いたことのない音楽が
さらにクリエイトされるに違いない。

トリオ名の"TRiNFiNiTY"は
「Trio」と「Infinity」(無限)を掛け合わせた造語。
まさに未来は無限!
お楽しみは
これから!!




































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