SSブログ

英国ルネサンスの響き~Encore~   [コンサートの記憶]

エリザベス朝の人々が愛した音楽(アンコール公演)
                 ~近江楽堂

(出演)
リュート、構成&編曲:高本一郎
カウンターテナー:青木洋也
タンバリン:田島 隆



(プログラム)  *=器楽曲
ジョン・ダウランド:ご婦人方、掘り出し物はいかが?
トマス・キャンピオン:嵐にうたれた帆
ロバート・ジョンソン:輝く百合の花よ
作者不詳:ケアリー夫人の嘆き*
ロバート・ジョーンズ:さらば愛しい人よ「十二夜」
トマス・モーリー:それは恋人たち「お気に召すまま」
作者不詳:ケンプ氏のジグ*
作者不詳:われらは三人の兵士「冬物語」


トマス・タリス:私を愛しているのならば
ヘンリー8世:良き仲間たちとの語らいがあれば
作者不詳:グリーンスリーヴス*
ジョン・ダウランド:流れよわが涙
作者不詳:リリーバレロ*
作者不詳:ワトキンおばさまのエール
トマス・モーリー:五月祭のお祝いだ

(アンコール)
ジョン・ダウランド:カム・アゲイン









美しい楽堂いっぱいに響く
豊かなカウンターテナー!

柔らかなフォルムで描く優しい物語が
心の琴線に触れる

そして
パーカッションとシンクロするビート感に
踊りたくて うずうず・・



'21June青木2.jpg



青木洋也さんが歌う、静かでゆるやかな曲は
穏やかな時を連れてくる。
懐かしい風景の中にいるような心地よさ。
忘れていた無垢な心を思い出して
涙がこぼれる。。





そして、この日とても嬉しかったのは
ビート感のある歌も聴けたこと。
パーカッションに乗るのではなく
むしろ、牽引するくらいパーカッシブル!
ああ~楽しかったっ♪♫




'21June青木1.jpg



前回とほぼ同じプログラムだけど、この3人で公演をするのは久しぶり。
息の合った音楽が聴けて楽しかったなあ。
朗読(というか小芝居w)も上達したし笑笑
しかし、朗読を飛ばすという事故もあったみたい。本番にありがちですね。
MC飛ばして下さった方が嬉しかったかも(ひとりごとw




王侯貴族や民衆も楽しんでいた、こんな音楽を
本気で、でもサラッと歌う。
こんなふうに 青木洋也さんの歌がたくさん聴けるのは
本当に嬉しい。
再演ありますように(祈)!


































































nice!(9)  コメント(0) 

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。