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絵筆は歌う             [アートに逢いに]




軽やかな色彩のハーモニー

無邪気で陽気で・・

けれど

少しだけ せつなくて




デュフィ展
     ~Bunkamura ザ・ミュージアム



ポストカードなどで良く目にしますが、きれいなだけの絵だと思っていました。
たまたま展覧会に行くことになり、さほど期待していなかったので
あまりの美しさに本当に驚きました!


「ノジャン、ピンクの橋と鉄道」

'14Dufypinnkuno.jpg


会場の解説・・・絵画に光りを現すために 描かれたそれぞれの対象に陰影を与えるのではなく、        印象派のように点描で表現するのでもなく、光を色彩の帯へと分割する手法は
        テキスタイル制作から発展した。

そのテキスタイルも展示されており、なかなかお洒落。
そしてドレスのデザイン画がこれまた秀逸!

'14Dufyドレス.jpg



「パリ」

'14Dufyパリ.jpg

朝、昼、晩のパリの風景です。
私はこの絵の前で ずいぶん長い時間を過ごしました。
心躍るパリのいちにち。。
その中に迷い込んでしまったような錯覚を覚えるほど、長い時間を。




「電気の精」

'14Dufy電気の精.jpg

1937年パリ万博の時に10m×60mの壁画として展示されたそうです。
右端から古代の哲学者に始まって、年代を追って科学者や発明されたものが描かれています。
左の方に電気の精が飛んでいます。。
細かく見ると本当に楽しい!

こちらも是非ご覧下さい→電気の精




デュフィは自分の中にある童心を思う存分 表現しているようです。
そのための技術を一朝一夕に手に入れたものではないことが
この展覧会で良くわかりました。



「麦打ち」

'14Dufy麦打ち.jpg

デュフィが亡くなった日の朝
アトリエのイーゼルに立てかけられていた絵です。


明るい色彩の中
天国への階段をのぼっていったのでしょう。。






































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