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MATTHÄUS-PASSION    [コンサートの記憶]

生きることの苦しさ

哀しみ

そして愛しい思い

・・さまざまな感情が

波のように押し寄せてくる!


のびやかで 凜とした歌声に

心をゆさぶられ

涙があふれる。。




'19Marchマタイ1.jpg



今月、2回目の「マタイ受難曲」。
指揮とアルトは、どちらも青木洋也さん。

1回目の時もすばらしい歌唱だったけれど
今回はそれを上回り
言葉にならないほどの感動におそわれた。


受難の物語は、イエスの弟子によって遠い昔に書かれた。
それが
あたかも目の前で繰り広げられているかのように語られる。

岩と砂の手触り
乾いた風
湖にきらめく 陽の光

アルトの歌声は 
そんな空気まで連れてくる!



それは、2回目の演奏の前に青木さんがイスラエルを訪れたから。



楽譜を深く読み込み、熟慮し
その解釈を音にするのが演奏家。

けれど、その上に 自らの感性を重ね
今を生きる人の発露が豊かに表現された時
聴く者の心に大きな感動を呼び起こす。。






'19Marchマタイ2.jpg



アルトのアリアの「神よ憐れみたまえ」は
ヴァイオリンの独奏とともに演奏される。
原田陽さんのヴァイオリンは独唱に寄り添い
切々と歌い上げる。
お互いが陰になり日なたになり
優しい空間が創られる。。



コンマスの原田さんを筆頭に
オリジナル楽器のオーケストラは、全員が本当にスペシャル!!

与那城さんのイエスはイケメンすぎて
「死なないで!」
と思わず祈ってしまったほどw

そして、
児童合唱はまさに天使だったよ。







































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