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ライブ再開!!      [コンサートの記憶]

きらきらと光る波

やわらかな潮風

世界中の笑顔!

ずっと待ち望んでいた

新しい船出。。




'20JuneOZブルーノート3.jpg

                           (写真はweb上からお借りしました)


ブルーノート再開!!
誰もが待ちのぞんだニュースに狂喜乱舞。
しかもトップバッターは小曽根さんです!

お店に入れるのは普段の半分ですが、
なんとライブストリーミングで視聴が出来る!
迷わず2日分の配信チケットをゲット。

しかし課金有りの配信は初めてなので、
どういう手順なのかしら?
と思っていたらチケット購入サイトからメールが来て
当日は案内に従って入場出来ました。

しかし時間になっても画面が切り替わらない!
不安〜。
でもリアルタイム書き込みを見ると、皆まだのもよう。
みんなで聴けるのはこういう時に心強い!

さあ、画面が変わった。いよいよだ!
ブルーノート東京の入り口から階段を降りて行く映像。
うわあ、なんてリアル!

ホールの中央に置かれたグランドピアノ。
お客さんのざわめき。

そして、小曽根さんの登場。
白いサテン地のシャツ。
照明の色が変わるとシャツの色も同じ色に変わる。
小曽根さんが弾く音楽が千変万化するように。

嬉しそうな小曽根さん!
ピアノの音が楽しさいっぱいに鳴り響く!
本当に、この日を待っていた。
ここに帰ってこられた喜びの笑顔。

自宅から演奏を届けてくれていた時も
もちろん素晴らしかったけれど、
オーディエンスを前にしたアーティストは
こんなにも高揚してパフォーマンスする!
これがライブだ!

ああ!幸せな時間が戻ってきた。。



さて、ライブは2日間とも小曽根さんのソロとゲストとの共演。
さらにRising Star として若いミュージシャンも登場する。
(ライジング・スターって「のだめ」にありましたねーって古w)
これは、小曽根さんが若い時にゲイリー・バートンやチック・コリアなどなど
先輩のミュージシャンのライブに参加させてもらった経験があるから。
多くの人に紹介してもらえた事、
そして何よりプロとして本番を経験できたことが
自身のパフォーマンスのレベルアップに繋がったこと。
それを若いミュージシャンにも体験させてあげたい、という親心♡


一日目のベース佐藤潤一くん(音大で小曽根さんの生徒だったそう!)、
優しい人柄が伝わってくる、あたたかい音楽をつくる人。
書き込みも「さっとん!」コールで盛り上がる。
さっとん、ファンを増やしましたね~。

そして、ゲストはトランペット五十嵐一生さん。
さすがプロ!の音とたたずまい。
クリアな映像は楽器に施された美しい模様も映し出す。
五十嵐さんの自作「Nomado」は
小曽根さんとのシビアな対決のようなコンテンポラリー。


'20JuneOZブルーノート4.jpg






当初このライブは当日のライブ配信のみのはずだった。
しかし、前日に1日だけアーカイブ視聴が決定。
このためライブ配信に入場出来なかった人達も、後で観ることが出来て良かった!

私がすんなり入場できたのはラッキーだったみたいで
かなり多くの人が入場できず、悔しい思いをしていたそうだ。

いくら後で観られるといっても、それは録画。
特にジャズは「今ここで起きているパフォーマンス」を聴く事が命なので
新鮮さというと、どうなのでしょう?
課金しているなら、なおさら。







さあ!ライブは二日目だ。

気合いが入った小曽根さんの登場!
この日もソロの後にライジング・スターが紹介される。
ウクレレ・プレイヤーのRioくん。
なななんと19歳!

メガネをかけた細っこい男の子が
はにかみながら自己紹介。
で、演奏する曲は
小曽根さん「チックコリアの」
お客さんがざわわ。。
小曽根さん「フィエスタ!」
お客さん「うおー!」


ウクレレがポロン・・ポロンと
静かに鳴りはじめる
時が熟すのを待っているように
少しずつ 少しずつ

ピアノが歌い出す
あの世界が近づいてくる

やがて扉が開くと
大きくジャンプして
天へと駆け上る!

風をはらみ
雲を追い越し
気流にのって弧を描く



たった今、
ここで
すごい事が起こっている。
歴史に残るかもしれないような!
こんなに幸せな音楽が聴けるなんて!


'20June OZブルーノート.jpg





そしてゲストのトロンボーン 中川英二郎さんと
3人での演奏もまた印象的なパフォーマンス。
包み込むような中川さんの音。
Rioくんが住んでいたというハワイの海が
目の前に広がっていく。。




さあ、アンコール!
小曽根が客席にいたエリック・ミヤシロさんを呼びました。
エリックさんの第一声は
「うわああ!お客さんだあっ!」

エリックさんは配信だけの無観客ライブを既にしていたので
お客さまの存在に感動~。
実は、この日は絶対に演奏してやる!と思っていたのですってw
しっかりトランペット持参!
4人でにぎやかに。
もう「楽しい!」って気持ちが
そのまま音楽になって踊っている!



'20JuneOZブルーノート2.jpg





鳴り止まない拍手!
アンコールの歓声!
「これがライブハウスだ!」
と感激する小曽根さん。

そしてBlack Lives Matterについて。
これまで小曽根さんが共に演奏してきた
沢山の黒人ミュージシャンの名前を挙げ、
敬愛するオスカー・ピーターソンの「自由への賛歌」が
ソロピアノで演奏された。

力強く、一音一音に魂が込められた音楽は
迷いなく
未来へ向かっていく足音のよう!

いつも
希望を胸に。。









































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コメント 2

mwainfo

いつもお寄りいただき有り難うございます。ブルーノート再開、胸躍るライブでしょうね。コロナに打ち勝つ小曽根さんでしょうか。
by mwainfo (2020-07-01 11:05) 

Halumi

mwainfoさん♪
コメントをありがとうございます!
本当に、小曽根さんのポジティブなパワーはコロナを吹き飛ばしてくれそうです。
ブルーノートもそうですが、他のライブも配信で聴けるものが多くなり嬉しいです。
仕事の後、あわてて走って行かなくて良いので助かります。
by Halumi (2020-07-01 12:15) 

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