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BCJ 30th Anniversary Concert    [コンサートの記憶]

BCJ創立30周年記念演奏会
         ~東京オペラシティ/配信

(出演)
指揮:鈴木優人

ソプラノ:松井亜希、澤江衣里
アルト:青木洋也
テノール:櫻田 亮
バス:渡辺祐介

オルガン独奏:鈴木雅明*

合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン


(プログラム)
J. S. バッハ:ファンタジアとフーガ ト短調 BWV 542*
      カンタータ第78番「イエスよ、あなたはわが魂を」 BWV 78

      オルガンコラール「いと高きところには、ただ神にのみ栄光あれ」BWV662*
      「マニフィカト」 ニ長調 BWV 243



優人さんの情熱的な指揮に呼応する管弦楽
そして
清らかでバランスの美しい合唱に耳を奪われる。

30年の歴史と重みを感じさせる素晴らしい演奏会!


全員日本人の仲間の中からソリストが出て歌う。
それが、こんなにも心に響くとは。。






今年5月に予定されていた公演が延期になり
他の公演がいくつもある12月に開催される事に。
ソリストの外国人が来日できなくなったので
日本人が務めると聞いたとき、行きたい!!
と思ったけど、その日はお休み出来ません~(泣
ザンネン無念!



ところがっ

「ライブ配信することになりました!」
というお知らせが!

ありがとう
ありがとう
ありがとう
諦めていただけに、ホントに嬉しい~!








演奏会は 雅明先生の荘厳なパイプオルガンで始まり
カンタータでは
松井亜希さんSop.と青木洋也さんAlt.の二重唱で
一気に幸せの頂点に♡
ふたりの魅力的な声!
軽やかに愛らしく
ころころと転がっていく旋律。。



'20Dec BCJ1.jpg

             (この記事の写真はweb上からお借りしました)






休憩の後、当初プログラムにはなかったオルガン曲が
鈴木雅明氏によって演奏された。
30年の道筋を思わせるような、静かな祈りの音楽。


そう、この日のプログラムは
BCJが初めて演奏会をした時と同じもの。
創業者である雅明氏は合奏の中でポジティブ・オルガンを弾き
息子の優人さんが指揮をする。

バトンは確実に手渡され
次の30年に向かって走り出したのだ。





プログラム後半は「マニフィカト」。
ラテン語の歌詞のせいか、全体の構成も
晩年の「ミサ曲ロ短調」を彷彿とさせる。
いかにもバッハらしい
そして
いかにもBCJらしい響きと表現。
受け継がれる伝統が確実に ここにある。




'20Dec BCJ2.jpg

























































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