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BACH at BLUE NOTE/ON LINE  [コンサートの記憶]

MASATO SUZUKI 2nd.
       ~配信・ブルーノート東京


(セットリスト)
J.S.バッハ:半音階幻想曲とフーガ BWV903
      ゴルトベルク変奏曲 BWV988 より「アリア」
      最愛の兄の旅立ちによせて BWV 992
G.フレスコバルディ:トッカータ     
J.フローベルガー:トッカータ 第2番    
F.クープラン:プレリュード
       クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲「神秘的なバリケード」
J.S.バッハ:フランス組曲第5番BWV816 より「アルマンド」「ガボット」
       リュートのためのプレリュード ハ短調
      イタリア協奏曲 BWV971 with drums 桃井裕範
鈴木優人:モーツァルティアーナ(抜粋) with Horn 福川伸陽
R.グリエール:ロマンス Op. 35 No. 6 with Horn 福川伸陽
L.バーンスタイン:ウェストサイド・ストーリーより「マリア」 with Baritone 大西宇宙
A.ピアソラ:鮫   with violin 廣津留すみれ
G.ガーシュイン:Embraceable you with Baritone,Horn,violn,drums


(アンコール)
J.S.バッハ:フランス組曲 第4番 BWV815 より「アルマンド」
J.-P.ラモー:優雅なインドの国々より「未開人の踊り」





'21JuneMast4.jpg



1st.セット終了後、ダッシュで帰り
2nd.セットはストリーミング配信で。


陰影に富んだ豊かな表情と語り口で聴く
さらに充実した音楽!
現地と変わらない音響と映像での配信は、本当に感動的。。
なにしろ、演奏している手元のアップが見られるので
アーティキュレーションの素晴らしさがさらに良く解る。



クラシックの演奏会は、半年から1年も前にプログラムが決まっていて
優人さんにとって「しばり」だったという。
でも、ブルーノートでは「その日の気分で」弾く曲を決められる。
そのライブ感を心から楽しんでいる優人さん。

「必要以上に自由になっていたら申し訳ない」
と言う優人さんだけど、
自由な発想にドキドキワクワクが倍増!

音楽仲間とのセッションを観ていると
アメリカのクラブで繰り広げられる
ショータイムのようだね。

バッハとJazzが違和感なく
同じステージで聴けるって、本当にすごい!





'21JuneMast5.jpg





ショータイムwではピアノ弾きになった優人さん、
アンコールは、やはりチェンバロで。

J.S.バッハの、
開きかけたユリの花の香りがするような作品。
そして
G.-F.ラモーの「優雅なインドの国々」。
これは作曲された当時、「インド」というのは
「欧州以外の地」というニュアンスだったという。
そんなふうに 優人さんの音楽は 地平を広げ、
さらに遠くまで響いていくことでしょう。。























優人さんがドラムスと共演した、J.S.バッハ「イタリアンコンチェルト」。
推進力のあるチェンバロとドラムスは良く合っていたけれど、
ふと思い出したのは フランチェスコ・トリスターノ。
彼がピアノで弾くバッハはグルーヴし
軽々と時空を越えた!

どんなふうに弾いても、芯がゆらぐことはない。
バッハの偉大さを あらためて思う。。




































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