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Jean Rondeau (Bach Fest8) [コンサートの記憶]

MENDELSSOHNS KLASSIK-LOUNGE
      ~SCHAUBÜHNE LINDENFELS~6月15日 22時

ジャン・ロンドー(チェンバロ)
Ensemble Resonanz(弦楽アンサンブル)
Raphaël Marionneau( DJ)


Programm




このツアーへの参加を決めた頃、
Bach Fest のホームページからプログラムをダウンロードして公演をチェックした。

そしたら、ツアーがライプツィヒを離れている3日間に
私の好きなアーティスト達が演奏する予定になっていて、ショック!
チェンバロ奏者のジャン・ロンドーくんのゴルトベルクもあった・悲
彼は去年 来日したのだが、その演奏会に行けなかったので、またかー!
しかしっ
もう1公演あるではないか!
夜10時開演と かなり遅いけど、行くしかな~い!
迷わずチケットをゲット。

ととと、ところが
会場がホテルからけっこう遠いことがわかり
これって ちょっとヤバイのでは??
しかもライブハウスらしい。

一体ひとりで無事に行って来られるのか?!
いろんな人にアドバイスを貰い
結局タクシーで行くことに。

ドイツでタクシーに乗ったことがないぞ(まずはそこからw

タクシー乗り場にいたら、ベンツが来たー♫(ここじゃ国産車)
行く先の情報を見せたらスグに走り出した。
10分くらいでスイーっと店の前に着いたけど、
トラムは乗り換えなくてはならなかったので、タクシーで正解だった(ホッ


しかーし、お店の前に けっこうな数の人がお酒飲みながらたむろしてるのね。
ホントにここでいいの??
あ、チラシが貼ってあった!ここだー。
でも、開演まで1時間あるな。
お店の人にチケット見せたら、やはり ここで合ってるみたい。
どこで待っていればいいのか?
ドキドキしながら待っていたら、外からジャン・ロンドーくんが入って来た!
何人かのグループで店の奥へ消えていった。
これからリハーサルかしらね?

さてさて、漸く開場。

中は暗くて、ネオンライトのような映像が音楽の断片とともにフワフワとゆれている。
椅子席とテーブルのある席があったが
チェンバロがよく見えるのはテーブル席だったので、そこに座る。
人が増えてきて、カウンターで飲み物を買っているなー。


アナウンスも何もないので、いつ始まるのか解らん。
まー、あっても解らないでしょうw

ようやく、コントラバスが現代音楽?を弾きはじめる。

よくわからないけど、終わったから拍手。
ライブハウスは紙のプログラムというものを配らないので
曲名はもちろん、何が起こるかわかりません。
まさにライブなのです。


それから男性がマイクを持って話し始めるが
全くわかりません!www

しばらくして、ようやく ジャン・ロンドーくん登場!

チェンバロ・ソロだ!
始めに弾いたのは即興のようだ。
続けてJ.S.バッハ「音楽の捧げ物」BWV1079から「リチェルカーレ」
ひゃあ、音が綺麗!
フーガのどの声部もカッキリ聴こえてきて すばらしい!

つづいて弦楽奏者2人で、同じ「大王の主題による」二声のカノン。
柔らかく、たゆたうよう。。

それに続けて ピアノの即興演奏が静かにはじまる。
少ない音が空間を行き来する。
漆黒の夜空に光る星のように。。

ピアノがどこに置かれているのか、わからなかったけれど
ロンドーくんのインプロヴィゼーションだったのかもしれない。


次はジャン・ロンドーくんのチェンバロ・ソロ。
やや長い即興の後
F.クープラン「神秘の防壁」を。
ああ、フランス人が弾くとフランス語で語っている!
本当にステキ!



それから しばらくの間、演奏がなかったので歓談タイムなのでしょう。
(ほんっとに解りにくいw)

その後、マイクを持って解説?があり
ようやくそれが終わったら、アンサンブルのメンバー(2ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・
コントラバス、そしてチェンバロ)が集まってきた。
今、しゃべっていた人が1stヴァイオリンだ。


15日ジャン・ロンドー小.jpg




このアンサンブルが
超絶楽しかった!!!

ポップなクラシカル・ミュージック。
お洒落でノリが良くて、もう最高~♫

ぎゅぎゅんと火花が散りそうなチャッコーナ。
かと思えば
懐かしさで胸がいっぱいになってしまうような
美しいハーモニー。

ああ、本当に来られて良かったなあ(感涙~



15日ジャン・ロンドー2 - コピー.jpg

              (この写真はweb上からお借りしました)



後で調べてみたら、Ensemble Resonanzというドイツのオーケストラがあって
彼らはそこのメンバーで、小編成のアンサンブルでの活動もしているようだ。

クラシックの公演をしているけれど、この日のようなアレンジものや即興も得意なのだな。





さあて、終わったようなので帰ろうか。

と、外に出てみたけれどタクシーが来る気配がない!深夜だもんね。

やばー

お店に戻ってタクシーを呼んでもらうことに。

あ、ジャン・ロンドーくんが打ち上げている!
これが東京だったら「サインください」って行くところだけど
なんせ ちゃんと帰れるかどうかで不安でいっぱいなので
そんな余裕はアリマセン!

お店のおねえさんが快く電話してくれて、タクシーはスグに来た。

宿泊先のホテルの名刺を見せたら「OK!」(よかったー!

というわけで、無事に帰り着けた!
午前1時!

やりとげたー(笑)





































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