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Anthem       [コンサートの記憶]

PURCELL PROJECT 2019
       ~日本福音ルーテル東京教会

(出演)
(ソプラノ) 澤江衣里 藤崎美苗
(アルト)  青木洋也 布施奈緒子
(テノール) 石川洋人 中嶋克彦
(バス)   藤井大輔 加耒徹
(オルガン) 山縣万里



(プログラム)
ヘンリー・パーセル (1659-1695)

主よ、私たちの罪を思い出さないでください Z.50
おお万軍の神、主よ Z.37
主を賛美せよ、すべての異邦人よ Z.43
おお神よ、あなたは私たちを追放し Z.36
主よ、あなたはいつまで憤っておられるのでしょうか? Z.25
人は女から生まれ Z.27

主よ、私をお救い下さい Z.51
私の目に、夜も昼も涙を流させて下さい Z.24
主よ、私の祈りを聞いてください Z.15
誰が私たちの知らせを信じてくれたろうか? Z.64
深い淵から、私はあなたに呼びかけています Z.45






'19Juneパーセル1.jpg


優しいオルガンの音色とともに
8声で紡ぐ祈りの歌

聖書の言葉が
そのまま純真な旋律となり
弧を描き戯れる

無垢な声は協和と不協和を行き来し
絶妙なアンサンブルを繰り広げる

心が通い合った演奏に満場の喝采。。












'19Juneパーセル2.jpg





パーセルの声楽曲を演奏するプロジェクトが発足して10年。
今年は記念の年なので、秋に 歌劇「アーサー王」の演奏会が控えているそうだが
今回はアンセム(教会音楽)を集めた演奏会。



祭壇の中央にポジティブ・オルガンを置き
歌手たちは その周囲で
次々に立ち位置を変えながら演奏していく。
もちろん指揮はなし。

位置が変わるとバランスも変化し
響き具合が驚くほど変わる。

前半は声質が固めで
器楽的な印象を受けたが
後半は深みのある、ふくよかなサウンドに。
特に男性4人が中央で演奏した曲は秀逸!

それにしても
1パートをたった一人で受け持ち
全身を耳にして他の声部を聴きながら
音程を測って歌う・・
まさに職人技だ!










'19Juneパーセル3.jpg



終演後の笑顔から
親しい演奏家どうしが刺激しあって
音楽を創り上げる喜びが。。






































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