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欧州バロック作品集       [コンサートの記憶]

欧州バロック作品集
     ~王子ホール

(出演)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(バロック・チェロ)
クリスティアン・ベザイデンホウト(チェンバロ)

(プログラム)
J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021
ピゼンデル(伝J.S.バッハ):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 BWV1024
ビーバー:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第5番 ホ短調


ヘンデル:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 HWV371
フローベルガー:ブランシュローシュ氏の死に寄せるトンボー ハ短調 FbWV632
        (チェンバロ・ソロ)
J.S.バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ト長調 BWV1019

(アンコール)
バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023 第3楽章 アルマンド
ヴェストホフ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第2番 イ短調 フィナーレ



'23Octファウストトリオ1.jpg



超絶技巧の3人が
伸びやかに奏でるバロック音楽は
生命力にあふれ
どこまでも自由奔放!

新鮮な言葉で紡がれる
めくるめく物語に
終始釘づけ

・・深い多幸感。。




'23Octファウストトリオ2.jpg





イザベル・ファウストさんが
とても楽しそうに微笑みながら弾く。
以前、バッハの無伴奏を聴いた時は
ストイックな方かと思ったけれど
このメンバーが創る音楽は
どこまでもポジティブ!

この3人での日本公演が数回あったので
同じ作品でも
全く違う歌いまわしで弾かれるから
(それがバロックの常)
今日は そう来たかっ と
思わず笑みがこぼれるのでしょう。

3人とも、オソロシク達者で
その演奏技術があるからこそ
こんなに楽しい音楽が出来る。


チェロの
クリスティン・フォン・デア・ゴルツさん(長いっw
最初に写真を見た時は
本当に失礼なことに男性だと思いました。
公演前に女性だと気付いたけれど
実際の彼女は、見た目も演奏も男勝り。
芯のあるチェロの音色と幅広いダイナミクス。
その歌い方のカッコ良さと言ったら!
イザベルさんと繰り広げる
丁々発止のやり取りにドキドキ。
その上
クリスティアン・ヴェサイデンホウトさん(また長いw
の美しい音色のチェンバロが
すばらしく流麗な装飾音とともに
トリオをきっちりと締め、
ドライブさせていく。

1曲だけチェンバロ・ソロがあり
それがフローベルガーの
「階段落ちで亡くなる」という(怖
ものだったので
深い響きのある音色を堪能できたのでした♡



ファウストさんは、
いつも個性的でステキなご衣装なのだけど
この日も超カッコ良かった~!


'23Octファウストトリオ6.JPG
      (この写真はweb上からお借りしました)




サイン会があるというので
ファウストさんの最新CDは迷わずゲト♬♪

そして、ベザイデンホウトさんの協奏曲のアルバムに
ゴルツさんが参加していると売り場に掲示があったので
それもゲト♬♪

めでたくサインを戴きました。

'23Octファウストトリオ4.jpg


しかーし!
帰宅してから よーく見たら
協奏曲のCDのオーケストラ・メンバーに
ゴルツさんのお名前が
無いっ!!
チェリストが違う人っ

さらに よーく見たら
フライブルク・バロックオーケストラの
コンサートマスターが
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツさん!
調べてみたら
クリスティンさんのお兄さんでした。
何ということでしょう~。
クリスティンさんは参加していないCDに
快くサインして下さったのでした(泣

あの掲示は何だったのかっ(怒


お詫びに(?)
楽しかった演奏会そのままの表情の
3人の写真を載せますね。
ピンぼけでスミマセン。

'23Octファウストトリオ5.jpg









































































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