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いつか行ける日#2(ランス)     [旅の空は]

パリから東へ145Km走り、ランスへ。

ランスのノートルダム大聖堂

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1時間ほど自由時間があったけど
もう、ずっとここにいました!


聖堂の外壁の装飾が、全て立体です。


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しかし、なんとっ正面が修復中!(ぷんすか

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ここに可愛らしい天使さまがいるのに~!

工事の衝立の間からのぞくと。。

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この時代のもので、こんなに表情豊かなのは珍しい。
という事で「微笑みの天使」と呼ばれています。

これは、受胎告知の天使ガブリエル。
となりにいるマリアさまは
いきなりのお告げに驚いているのでしょうか。


左側の扉の方にいる天使さまも微笑んでいます。

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ガッツポーズに見えなくもないw


サイドの壁にも聖人が。
これは切られた自分の首を持つ、聖ドニ。

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聖堂に入って振り向くと

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バラ窓が上下二段になっているのは珍しい。


そして、いちばん奥にある青いステンドグラス。
心が洗われるような シャガールの作品。

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大聖堂は長年にわたり何度も修復を重ねてきたので
このように現代の作家の作品もあるのですね。

ランスのノートルダム大聖堂は
歴代のフランス国王の戴冠式が行われてきました。

シャルル7世を導いたのはジャンヌ・ダルク。
彼女の像が静かに佇んでいます。

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こちらの聖母子像は
なんと慈しみ深い姿でしょう。。


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聖堂を後にする時は
後ろ髪を引かれる思い。




レストランでランチを。

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山羊のチーズは
あっさりしていて美味しい。

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シャンパンを使った鶏肉料理。
とっても柔らか~。

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デザートのチョコレートケーキ。

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大満足のランチの後、
シャンパーニュセラーの見学へ。


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有名なG.H.Mumm(マム)というセラー。


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地下深く眠るシャンパンたち。
気温が低く、寒いくらい。
湿度は90%以上!


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牢獄のような長~い地下道。

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昔、使われていた機械の展示も。

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シャンパンの作り方の説明を聞き、
地上に出ると
試飲~♬


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ここのセラーは
画家の藤田嗣治と深い関係があり
彼が描いたイラストがラベルになっている
ここでしか買えないシャンパンを販売しています。

私がそれを購入したら、セラーの方が
「あなた!良い選択をしましたね!
フジタの聖堂が近くにあるので
ぜひ、見に行ってね!」

しかし、ツアーの予定に入っていないので・・
と、困っていると
ガイドさんが「ちょっとだけなら」と言ってくれて
急いで行くことになりました!

実は私は、ランスにフジタ礼拝堂があるのを
以前、日本で藤田嗣治の展覧会があった時に知っていたけれど
今回は行けないなあと思っていたのです。

藤田嗣治は、先程のランス大聖堂で洗礼を受け
レオナール・フジタとなり
シャンパーニュセラーの後援で
礼拝堂を建てたのだそうです。


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清楚なフジタ礼拝堂。

内部には美しいフレスコ画。

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フジタが最晩年に描いたものですね。

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入り口にチケット売り場とショップ。

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ほんの僅かの滞在でしたが、チケットを買いました。
"Japanese?"
と聞かれたので
"Yes"
と答えたら、割引になりました。

日本語の図録があったので購入しました。







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この場所に来られた幸運に
深く感謝。。



































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