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il viaggio di Corelli       [コンサートの記憶]

ボローニャからローマへ 旅するコレッリ
           ~今井館聖書講堂

(出演)アンサンブル・パルテノペ
     朝吹園子 バロック・ヴァイオリン
     懸田貴嗣 バロック・チェロ      
     西山まりえ チェンバロ
   (ゲスト)上田朝子 テオルボ

(プログラム)
M.カッツァーティ(1618-1678):ガエターナ
 (ヴァイオリンとヴィオローネ、通奏低音のためのソナタ op.55 より)
G.ピットーニ (~c1630-1677) : テオルボと通奏低音のためのソナタ op.2
A.ストラデッラ (1643-1682): シンフォニア ニ短調
G.トレッリ(1658-1709):ソナタ・ダ・カメラ ホ短調
A. スカルラッティ(1660-1725): トッカータとフランス風アリア イ短調
A.コレッリ(1653-1713):ヴァイオリンとヴィオローネ、またはチェンバロのためのソナタ 
             ハ長調 op.5-3、ホ長調 op.5-11 
G.ボノンチーニ(1670-1747):
 チェロ・オブリガート付きバス・アリア(ヴァイオリン編曲)
 ディベルティメント・ダ・カメラ(1722) より 

(アンコール)
ヴィターリ:チャッコーナ






'23Septパルテノペ2.jpg



タイトルどおり、
コレッリと旅した清々しいひと時。


オリジナル楽器のピュアな音色は
透明感があって、ほんとうに爽やか。
4つの楽器が語りあい、歌い合う。
今、この瞬間に創り出される音楽。
ゆるやかに、優しく
そしてアグレッシブに!



特に惹き込まれたのは
西山さんのチェンバロ・ソロの
アレッサンドロ・スカルラッティ。

彼が活躍していた当時と変わらぬ
ローマのナボナ広場の風がふく。。

'23Septパルテノペ1.jpg




そしてバロック・バイオリン作品の金字塔、
コレッリのソナタは
朝吹さんの熱い思いが全開!
まさに、この日の白眉。




演奏の合間に作曲家たちのエピソードが紹介されて
会場の笑いを誘っていたw

*自分のためのメモ
  アンコールで演奏されたチャッコーナの作曲者ヴィターリは
  モダン楽器で演奏されるシャコンヌを作曲した、ヴィターリの父。





今年の初めに催された
アンサンブル・パルテノペのワークショップに行ったので
彼らの一期一会の音楽の素晴らしさが
より深く聴けた演奏会だった。

ワークショップ↓↓

Early Music Workshop































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