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Tenor      [カーテン・コールの後に]

テノール! 人生はハーモニー
        ~ヒューマン・トラスト・シネマ 有楽町

2022年製作/フランス
原題:Tenor

監督:クロード・ジディ・Jr.

マリー:ミシェル・ラロック
アントワーヌ:MB14(モハメド・ベルヘール)
                  他


'23Juneテノール!.jpg



家族の絆そして友情・・
皆が複雑な思いを抱えて生きている中
主人公が自身の真の気持ちを模索する。

移民が住むパリ郊外の暗い街。
対して
パリオペラ座の絢爛豪華な光!


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(この写真はweb上からお借りしました。オペラ座の大階段)



ラッパーがオペラ歌手を目指すなんて
あり得ないかもしれないけれど
そんなファンタジーを信じたくなる
説得力のある映画。

主人公アントワーヌ役、MB14は
まさにハマリ役!
彼は本名モハメド・ベルヘール。
ビートボックスの世界チャンピオンで
この映画に出演のために
初めてオペラ歌唱の訓練を積んだそうだ。
そして、
オペラ教師のマリー役、ミシェル・ラロックの
凜とした佇まいと確かな演技。
また、人気オペラ歌手のロベルト・アラーニャの他
若手オペラ歌手も出演していて
彼らの歌の素晴らしさに圧倒される。

そして、ラストに主人公アントワーヌが歌う
「誰も寝てはならぬ」に号泣してしまうのでした。。


'23Juneテノール2.jpg
(この写真はweb上からお借りしました。オペラ座のステージ♡)


オペラの作品が次々に歌われる中、
心に寄り添うような優しいピアノに耳を奪われる。
音楽はローラン・ペレズ・デル・マール。
ジブリの「レッド・タートル」他、
数々の映画音楽を手がけている方でした♪♫



ところで、帰り際にふと購入したパンフレット。
マリーがアントワーヌに宛てて書いた
手紙が載っていました♡
とても大事な場面だったので
もう一度読みたい!
と思っていたので、嬉しかったな。

あと、オペラ座の写真もね。
映画で見ると
本当にそこにいるような錯覚♡
ガルニエ宮は
きらきらで
ほんとうに美しかった~♡(懐



'23Juneテノール3.jpg


(この写真はweb上からお借りしました)
























































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