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Before Advent      [コンサートの記憶]

教会で聴くバードの世界
       ~日本キリスト教団聖ヶ丘教会





(出演)
Vocappella Hijirigaoka

ソプラノ/小林 恵
アルト/青木 洋也(ディレクター)
テノール/及川 豊
テノール/前田 啓光
バリトン/小池 優介
オルガン/新妻 由加




(William Byrd プログラム)
1. The Bells(Organ)
2. Laetentur coeli
3. Vigilate
4. Kyrie (for 3 Voices)
5. Gloria (for 5 Voices)
6. Angelus Domini descendit
7. Credo (for 5 Voices)
8. Miserere (Oran)

9. Rejoice unto the Lord (Solo)
10.Puer natus est
11.Sanctus (for 4 Voices)
12.Benedictus (for 3voices)
13.Domine,secundum multitudinem dolorum
14.Miserere mei
15.Agnus Dei(for 4 voices)

(アンコール)
Cantate Domino (Motet)





400年前の祈りの旋律が
時を越えて蘇り
生き生きと歌われる

追いかけ、重なる五つの声
絶妙な不協和と協和

優しいオルガン

そして青木洋也さんの
凛とした独唱。.


'23Decバード1.jpg





2023年は英国の作曲家である
ウィリアム・バードの没後400年。

カトリックの信仰が厚い
バードの3つのミサ曲から抜粋し
ひとつのミサ曲に再構成したプログラム。

礼拝堂で歌われる祈りの歌。
当時の人々も
こんなふうに聴いていたのだろうか。


明日からアドベントという日に聴けて
心が豊かになりました。




'23Decバード2.jpg




ウィリアム・バードの作品は
ピアニストのキット・アームストロングが
良く演奏するので、
私にとっては馴染みのある作曲家。

この日、冒頭でオルガンが演奏した
The Bells(鐘)はキットのレパートリーの一つで
今年、久々に来日した時も
演奏してくれました。↓↓
          The Golden Age



キットは、
ピアノならではの表現を模索し
楽器の響きを生かした演奏をする。
私が耳馴染んでいる現代的な表現。
それは
当時のものと、かなり違っているのだろう。

この日の演奏を聴いているうちに
懐かしい気持ちになったのは
ウィリアム・バードの
元の音楽を聴いたために違いない。。




























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