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Tchaikovsky      [コンサートの記憶]

東京都交響楽団 プロムナードコンサート No.395
               ~サントリーホール

(出演)
指揮/ジョン・アクセルロッド
ヴァイオリン/富田 心



(プログラム)
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.82

チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36



'22Feb都響.jpg



マエストロ・アクセルロッドの指揮が炸裂し
極彩色の音の洪水に飲み込まれる!

鮮やかな指揮はオケとシンクして
極上のアンサンブルに!!










まさに圧倒的なチャイコフスキー。
ブラボー叫べないので
鳴り止まない拍手に応えて再びステージに姿を現したマエストロに
スタンディング・オベーション!

オーケストラの演奏会で
こんなにテンション上がったのは珍しいw

一体、この指揮者は?!
と調べてみたら ⇒ John Axelrod

指揮を始める前に、なんとジャズピアノをやっていたそうだ。
しかもバークリー音大で!
だから音楽にドライブ感があるのかー、と納得♬♪
ハーバード大からバークリー音大へ
いったんレコード会社に勤めた後、音楽をやりたいと
サンクトペテルブルク音楽院で指揮を学んだ。。
自分の心に忠実に、やりたい事に向かって突き進んで行ったのだなあ。
音楽にも、その理想が現れていて
聴いていて幸福感でいっぱいになった。



'22都響2.jpg



この演奏会に行こうと思ったのは、
アクセルロッド氏がクッキングしてる動画がSNSで流れてきたのでw
この日演奏したチャイコフスキーに合わせて
パスタソースを作ってたのよ。
なんだか、ピンと来ちゃったのねww
ソースはポロネーゼ。チャイコはポロネーズ。
おいしい音楽で満腹でした!



ところで、アクセルロッド氏は
昨年の11月から日本に滞在していて
日本のオーケストラをいくつも指揮していたのだ。
きゃー!知らなかったっ!
そして、この日が最後の演奏会。
この状況下で、外国人指揮者の来日が次々にキャンセルになっているので
アクセルロッド氏は強力な助っ人だったのですね。
(長い滞在なのでキッチンのあるお部屋に住んでいたのかも)

またいつか、アクセルロッド氏のポジティブな音楽が聴けますように!






































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