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Die Jahreszeiten       [歌にたくして]

エルヴィオ・ソーヌス第11回演奏会

ハイドン「四季」Die Jahreszeiten
          ~東京オペラシティコンサートホール


指揮:青木洋也

ソプラノ:澤江衣里
テノール:中嶋克彦
バリトン:原田圭

フォルテピアノ:重岡麻衣
ピアノ:丸山麻美
ホルン:信末碩才 能瀬愛加
ティンパニ:井手上 達

合唱:エルヴィオ・ソーヌス


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超エキサイティングな本番!!

リハと全然違う指揮に喰らいついて歌う楽しさ♡♪♬☆

二年分の思いが爆発!!





・・2年前、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃
かろうじて開催できた10周年の演奏会。
あれから、時が止まったように
世の中の演奏会が全てなくなり、合唱の練習も出来ない日が続いた。

しかし、このままでは生の音楽が途絶えてしまう!
演奏会を開催出来るようにするために、様々な人々が大変な努力をして
漸く音楽を楽しむ場が少しずつ戻ってきた。

合唱の練習は動画を配信するなど工夫を重ね、
とうとう2年ぶりの演奏会にこぎつけた!

しかし、今回のテキストはドイツ語!
これが私にとって大変な試練~!
なかなか仲良くなれず、折れそうになったけど
作品の素晴らしさに助けられて頑張った。
2年も練習していれば、
メロディーと歌詞をセットでほぼ暗譜してしまった。
なので、ドイツ語を正しく理解するには程遠いw
でもね、練習の時に音楽監督が言ったドイツ語のジョークが
理解できて笑えたのは、とっても嬉しかった♡



今回はステージ上の蜜を避けるため、
オーケストラではなくピアノとフォルテピアノ(通奏低音)、
バロックティンパニ、ナチュラルホルンという編成。




リハーサル初日、バロックティンパニの溌剌とした音にテンション上がり

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2日目にはフォルテピアノの可愛らしい音色にうっとり。。

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これにナチュラルホルンが加わり、
オケに遜色ない、とても効果的なサウンドの出来上がり~♬♪







さあ、いよいよ本番当日!


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二日間のリハはかなりデッドな空間だったので、
ホールの歌いやすさにホッとする。

合唱団員はこれまで肩が触れあうくらい密集していたが
それは現在の歌う時の規則に反する。
離れて座るので、各々がしっかり歌わなくてはならない。
しかも、マスクを付けて omg

それでも、四声が揃って歌う時のホールの響きの豊かなこと!
ステージの上で その柔らかい倍音を聴く・・極上の幸せ。。

さらに、本番のインスピレーションで変化する指揮。
それにシンクロして歌う!
まさに、今この瞬間に生まれた音楽が羽ばたく!
きらめく空気!
ほとばしる熱気!



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ともに音楽する悦びに満ちた
すばらしい時。

またひとつ
忘れられない思い出が刻まれた。

ほんとうに ありがとう。。











































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Buon compleanno !      [コンサートの記憶]

『メディチ家が愛した音楽』東京アンコール公演Ⅳ
          イタリア・ルネサンスの響き
                   ~フィックスホール

(出演)
カウンターテナー:青木 洋也
タンバリン:田島 隆
リュート&音楽監督:高本 一郎

(プログラム)
ロッシーノ・マントヴァーノ:バグパイプの音色のように
レオナルド・ダ・ヴィンチ:愛は甘美なものであるが
ハインリヒ・イザーク:インスブルックよ、私は去らなければ
ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ:恋人~レオンチェルロ
ジャン・ムートン:アヴェ・マリア
作者不詳:望みなき運命
バルトロメオ・トロンヴォンチーノ:頑固にやりとげるのだ

ロレンツォ・デ・メディチ(詩)・高本一郎(曲):麗しき青春
作者不詳:スパニョレッタ(シチリアーナ)
ヤコブ・アルカデルト:白き優しい白鳥
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:サルタレッロ
エミーリオ・デ・カヴァリエーリ:何という新たな奇跡
ジーリオ・カッチーニ:東方の門より

(アンコール)
フロントス:美味しいパンが焼けました
カレスタイン:かわいいお嬢さん








ルネサンスの宴にタイムスリップしたような
リュートとタンバリンの即興

カウンターテナーのピュアな歌声に
心がゆれる。。




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リュートが静かに爪弾きはじめ
やがてタンバリンがリズムをきざむ。
はずむ曲調。
でも、少し悲しい恋の歌。


ダ・ヴィンチも奏でたというリュート。
フィレンツェの碧い空
静かに流れる愛の旋律に耳をすます。


哀しい歌が続き
「インスブルックよ・・」で
涙があふれる。
まっすぐに刺しこむ光の矢のように
歌声が心の奥をつらぬいて
忘れていた想いをゆさぶる。。


リズミカルな器楽の曲をはさみ
再び静かに歌われるのは
アヴェ・マリア。
あの日
サンタ・クローチェ教会の
ほの暗い聖堂に響いた
美しい歌声を懐かしむ。。


Fortuna desuperata ~望みなき運命
海のうねりのように
たゆたう旋律。
逡巡する想い
そして あきらめ
涙が かわくことなく。。


前半の最後、
軽やかなメロディーを
凜とした声が溌剌と歌う。
これまでの悲しみが吹き飛ぶ!





後半は歌と器楽の曲が交互に演奏された後、
バロック調の音楽。
力強いリズムと歌に時代の変化を感じる。

そしてジュリオ・カッチーニの曲の
楽しげなこと!
歌声は躍動し、はじける!
踊り出したくなるよ。
もう、座っているのが惜しいw




アンコールの前に
青木洋也さんが、今日は自分の誕生日だと告げる。
満場の歓声と拍手!!
お誕生日おめでとう♡Buon compleanno !
ハピバは歌えなかったけど(ザンネン!)、
自分の誕生日を祝ってwこれだけ歌えたらステキ♡



そして、良い香りがただよってくるような
楽しいパンの歌♬♪

さいごは私のための(違いますw
「かわいいお嬢さん」♡
キュートな音楽で幕を閉じたのでした。





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                 (この写真はweb上からお借りしました)



「メディチ家が愛した音楽」は東京では4回目の公演ですが
全国で公演があったので、通算8回になるそうです。
プログラムは少しずつ差し替えられていますが
同じメンバーで公演しているので、阿吽の呼吸での演奏が聴けて楽しいこと!
しかも、回を追うごとに
青木洋也さんの歌が深化していて凄いっ!
内省的な表現から、熱くシャウトするものまで
その振り幅の大きさときたら!
第一、こんなに沢山ソロを歌ってくれる公演は他にないですもの。


これまでは近江楽堂で公演していたのが、今回は別のホールに。
こちらのホールは二階席から見下ろすと
今まで見えなかったパーカッションの手元が良く見えて
とても面白かったなあ。
MCは相変わらずでしたが(いえ、ひとりごとですw

3人での演奏会は まだまだ続くようなので
本当に楽しみなのです♡


















































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Teen fantasia       [コンサートの記憶]

角野隼斗全国ツアー2022 ”Chopin, Gershwin and... ”
             ~東京国際フォーラム ホールA/配信




[プログラム)
ショパン:ワルツ 第1番 変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」
角野隼斗:大猫のワルツ
角野隼斗/ショパン:胎動
ショパン:マズルカ ハ長調 作品24-2
ショパン:エチュード イ短調 作品25-11「木枯らし」
角野隼斗/ショパン:追憶
ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 作品63-3
    :ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 作品35

ガーシュウィン:I Got Rhythm
角野隼斗:ティーン・ファンタジア
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 へ調

(アンコール)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 第2楽章より
    :子犬のワルツ
    :英雄ポロネーズ




どこまでも駆けていく!
少年の心のまま
その手に
未来への切符を握りしめて。。



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最初のワルツは緊張していたようだけど
すぐに角野かてぃんワールド全開!
次々に演奏されたショパンはどれも手の中の曲。
中でもソナタ第2番は絶品。
特に第3楽章の解釈と表現がとても新鮮!
ショパンが込めた想いを解き放つかのよう。

そして、自宅から運んできたというアップライトで演奏されたマズルカ。
柔らかく くぐもったセピア色の音色。
傍らに置かれたスタンドの灯り。
まるでショパン自身が弾いているかのよう。。




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ガーシュインのコンチェルトinFは実に楽しそう!
もちろん、鍵盤ハーモニカも登場。
そしてキレ味抜群のインプロヴィゼーション!
どこまでも軽やかなピアノ。
クリアな打鍵は
テンションノートを重ねても
曇りないアコードが
スタイリッシュに躍動する。


そして、アンコールはオケが退場してからという前代未聞w

あの、彼岸の世界のような二楽章を
アップライトで弾くなんて!
涙腺決壊ですよ。。

そして「もう少し弾きたい」
もちろん!一晩中でも弾いてくださいっ!
「子犬のワルツ」を弾く間は写真撮影OK!
配信の人もスクショOK! やったー♡
なので、この記事の写真はその時に撮影したものです。




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練りに練ったプログラム。
周到な準備をして臨んだのが伝わってきました。
角野さん自身が去年、様々な経験を積んだことの集大成。
そして、これを足がかりに
さらに大きな世界へ飛翔するのでしょう。
Teen fantasia ~少年の心を忘れずに・・
















































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OZONE 60 in UENO     [コンサートの記憶]

小曽根真 バレンタイン・ジャズナイト
       ~東京文化会館 小ホール

ホールの
極上の響きにインスパイアされ
縦横無尽に駆け巡るピアノ!

かかえきれないほどの
愛にあふれた音楽は
永遠に
幸せな記憶となる。。





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(セットリスト)
Makoto Ozone:Gotta Be Happy
       :Struttin’ In Kitano
M.Ravel:Piano Concerto in G~Adagio assai
Makoto Ozone:Need To Walk
       :O’berek

J.Kern:.All the things you are*
S.Prokofiev:Piano Sonata No.7 in B-Flat Major, Op. 83: 3. Precipitato*
Makoto Ozone:For Someone*
       :The Puzzle*

(アンコール)
Richard Rodgers:My funny valentine*

*特別出演:小川晋平(ベース)




透き通った音の連なりが
煌めきの向こうから舞い降りて
あのメロディーが現れる。
Gotta Be Happy
タイトで
しなやか!
幸せな羽根につつまれる。。



笑顔の小曽根さん。
このホールも自分と同じ60周年、というお話。
そしてピアノを本格的に弾き始めた頃の
神戸のジャズバーの様子。


Struttin’ In Kitanoでそれが見事に再現される。
でも、今夜はいつもに増してとてもお洒落!
軽快なデキシーのリズムから
お酒や香水の香りがただよう。



そして、その雰囲気をまとったまま
ゆるやかな旋律が転がる
モーリス・ラヴェルの音楽の断片がのぞく。
夜のパリの街の恋人たち
フランス語のアンニュイな会話。。
・・こんなにステキにアレンジされたら
モーリスは喜んじゃうね♡


Need To Walkもリッチなサウンド。
一粒一粒の音がツヤツヤ。
弾むブルース。
重たいからレイドバックするけど
確かな歩調で進んでいくね。



3曲を続けて演奏した後、少しお話を。
小曽根さんはポーランドの踊りの音楽オベレクを知った時
フラメンコに通ずるものがあると感じたそうだ。
その時に作曲されたのがO’berek 。
これで漸く納得!
私は元のオベレクと小曽根さんのO’berek が
まるで違うものに聞こえていたから。
なるほど、スペイン風オベレクだったのか。

この日のO’berek は
小曽根さんが叩くリズムから始まった。
手拍子、そしてピアノの内部をリズミカルにたたく。
やがて疾走!
もの凄いスピードで流れていく風景。
恐れるな!
固い決意とともに
地平をめざせ!
魂の叫び
慟哭が渦巻く。
そして闇夜を切り裂く閃光!
・・もの凄いパフォーマンスに息をのむ・・




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セカンドセットはベース小川晋平さんを紹介。
スタンダード曲 All the things you are は
小曽根実さん(お父様)のアレンジ。
若いベースの上で
ピアノが それは楽しそうに
自由に歌い、踊る。
そして二つの楽器の会話は
まるで少年たちのよう!


続く二人のお話も軽快で
会場は笑い声であふれる。


でも、演奏になると豹変!
電光石火のプロコフィエフは
丁々発止のすさまじい展開!
昨日を遥かに超えて宇宙へ飛ぶ!!

何度も言うようですが
ピアニストが弾くだけでもタイヘンなプロコのソナタを
2日で暗譜して小曽根さんと渡り合うって
「おかしくない?」←小曽根さん談w


そして
ピアノが静かに奏で始める For Someone
優しい音色は「誰かのために」という心そのもの。
やがて それに
あたたかく寄り添うベース。
深く、やわらかい想いに心をうたれ 涙…

最後の音が蜃気楼の向こうに消えていくのを
ひとり残らず耳をそばだてている。
なんて すてきな瞬間。。


やがて静かに起こる拍手。
次の瞬間!
ピアノがアコードを鳴らす。
The Puzzle だ!
すかさず参戦するベース。
まるで旧知のコンビのように
もの凄いパフォーマンスが繰り広げられる。
互いのインプロヴィゼーションに絡み
組んずほぐれつのバトル!
おそろしいテンションに息をのむ。
熱狂!!



喝采は鳴り止まず
もちろんwアンコール!

ヴァレンタインデーなので
この曲しかない My funny valentine ♡


ふたりが目を見交わしながら弾いている。
・・小曽根さんはすばらしい人を見つけちゃったんだね。
もの凄い技術を持ちながら、フィーリングもピッタリくる人。
ほんとうにステキなパートナー♪♬






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小曽根さんのスタンダード曲のアルバムを会場ロビーで買いました。
最近はサイン会がなくて寂しいね。
そのかわり、サイン入りのポストカードを頂きましたよ♡







































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OZONE 60 in Chiba              [コンサートの記憶]

小曽根真 60Th Birthday SOLO
            ~千葉県文化会館 大ホール

(セットリスト)
Makoto Ozone:Gotta Be Happy
       :Struttin' in Kitano
Moszkowski:20 Petit Etudes No.8
Chick Corea:Song to Gayle
Makoto Ozone:Need To Walk
       :O'berek

Ravel::Piano Concerto in G Major, M. 83: 2. Adagio assai
J.Kern:.All the things you are*
Prokofiev:Piano Sonata No.7 in B-Flat Major, Op. 83: 3. Precipitato*
Makoto Ozone:For Someone*
       :The Puzzle*

(アンコール)
G.Gershwin:I Loves You,Porgy*


*with Base:小川晋平(ゲスト)




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想いが凝縮された
密度の濃いソロピアノ
一音一音が
愛おしく
胸が熱くなる。。







1年前の3月。
小曽根さんは自身の60歳の誕生日ツアーを開始した。
あの時と同じ赤いシャツ姿で
あの時と同じ曲からスタートする。
Gotta Be Happy
聴くと自然に笑みがこぼれるような
自然で幸せな演奏にのって身体がゆれる。


続けてStruttin' in Kitano。
今日のジャズバーはカラッとしていて
少年の小曽根さんが弾いている?
遠い日の景色が
セピア色のフィルムで再現される。
やんちゃな思い出。。



ここで少しお話。
ステージ上でピアノがある位置はオケピットにもなるので
「演奏がマズイと下に降りていっちゃうんですよ」
ピアノごと?そんな~ww


小曽根少年が本格的にピアノを始めた時に弾いた
モシュコフスキーのエチュード。
儚い幻のように
淡い光を宿した蜻蛉の羽が
ふわりと宙に舞う
繊細な音の連なり。。

最後の音が静寂の中に溶けていく

一転して転がり出すパッセージ!
広い海を見渡し
彼方へと漕ぎ出す
大切な人への手紙は
深い碧のインクで記そう
誠実な誓いを込めて
Song to Gayle
チック・コリアが愛する妻にかいたという作品は
この日の予定になかったが
「チックさんが『弾け』と言ったので弾きました」
会場に笑みがこぼれる。


そしてブルース。
Need To Walk
ダイエットのための曲だけど
この日はとても楽しそう。
あちこちに ちょっと寄り道?
ゆる~く歩くのもイイよね。


と思ったら次は激しいダンス!
O'berek
まるで映画音楽のようにドキドキ。
小曽根さんがクラップする瞬間に
パッと変わる照明の見事なこと。

ほんとうに充実した、時間が凝縮されたライブ
さらに、後半へ続く~!




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後半は白いシャツ姿の小曽根さん。
白色のライトの中で聴くラヴェル。
純粋で透明な
でも 暖かい音楽が
乾いた心にしみ込んでいく。。


ここでベースの小川晋平さんが呼び込まれる。
ウッドベースの重い音が加わり
スタンダード曲All the things you are
音楽の楽しげな会話。

と、のんきに聴いていたら
次のプロコは超絶なセッションにブッ飛んだ!!
ピアノ曲の「戦争ソナタ」をベースとやるか?ふつう!
こんな凄い事が目の前で繰り広げられるって
信じられない!
しかも
「一昨日、小曽根さんに出来る?と聞かれて『出来ます!』と答えてから
モノスゴク練習しました」と演奏を終えた小川晋平さん。(ひー!
バリバリ飛ばしてるんだけど
二人のイキがピッタリで
縦横無尽に駆け巡るマシンのよう。
ほんっとにカッコ良かった!


そして
For Someone
この柔らかい作品は
優しさの中に芯がある。
ふたつの楽器が寄り添って
奏でていくのは
深い愛。。



さらに再びThe Puzzle でガンガンに弾きまくる!
興奮の坩堝!!

喝采の中、二人で再登場して
I Loves You,Porgy
ゆるやかな物語が紡がれる。
小曽根さんが見つけた
ステキな音楽のパートナーとともに。


これは新しい風

しなやかな時代の予感。。

















































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Tchaikovsky      [コンサートの記憶]

東京都交響楽団 プロムナードコンサート No.395
               ~サントリーホール

(出演)
指揮/ジョン・アクセルロッド
ヴァイオリン/富田 心



(プログラム)
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.82

チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36



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マエストロ・アクセルロッドの指揮が炸裂し
極彩色の音の洪水に飲み込まれる!

鮮やかな指揮はオケとシンクして
極上のアンサンブルに!!










まさに圧倒的なチャイコフスキー。
ブラボー叫べないので
鳴り止まない拍手に応えて再びステージに姿を現したマエストロに
スタンディング・オベーション!

オーケストラの演奏会で
こんなにテンション上がったのは珍しいw

一体、この指揮者は?!
と調べてみたら ⇒ John Axelrod

指揮を始める前に、なんとジャズピアノをやっていたそうだ。
しかもバークリー音大で!
だから音楽にドライブ感があるのかー、と納得♬♪
ハーバード大からバークリー音大へ
いったんレコード会社に勤めた後、音楽をやりたいと
サンクトペテルブルク音楽院で指揮を学んだ。。
自分の心に忠実に、やりたい事に向かって突き進んで行ったのだなあ。
音楽にも、その理想が現れていて
聴いていて幸福感でいっぱいになった。



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この演奏会に行こうと思ったのは、
アクセルロッド氏がクッキングしてる動画がSNSで流れてきたのでw
この日演奏したチャイコフスキーに合わせて
パスタソースを作ってたのよ。
なんだか、ピンと来ちゃったのねww
ソースはポロネーゼ。チャイコはポロネーズ。
おいしい音楽で満腹でした!



ところで、アクセルロッド氏は
昨年の11月から日本に滞在していて
日本のオーケストラをいくつも指揮していたのだ。
きゃー!知らなかったっ!
そして、この日が最後の演奏会。
この状況下で、外国人指揮者の来日が次々にキャンセルになっているので
アクセルロッド氏は強力な助っ人だったのですね。
(長い滞在なのでキッチンのあるお部屋に住んでいたのかも)

またいつか、アクセルロッド氏のポジティブな音楽が聴けますように!






































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Hungarian Dance      [No Music No Life]

「2」の並びがステキな日なので
記念にw演奏をアップします!









ブラームス:ハンガリアンダンス No.5

♬☆2022年2月2日☆♬



































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