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Sana Texere      [歌にたくして]

女声合唱団サーナ・テクセレ 第一回演奏会
                ~浜離宮朝日ホール




紡いだ音が 
ふわりと飛んで
光の輪を描き
あなたの心に
とどきますように。。




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(プログラム)
R.Quilter : Non nobis, Domine
V.Williams : Linden Lea
A.Copland : Simple Gifts
     : The Little Horses
      : I Bought Me a Cat
Clarke:Down by the Salley Gardens (Sop solo)
Gurmey:Sleep (Mezzo solo)
Quilter:It was a lover and his lass (Duet)
G.Holst : Ave Maria

J.Parry : Sonata in D major (Harp solo)
B.Britten : A Ceremony of Carols

(アンコール)
Greensleeves



近現代の曲を歌いたいと思っていたところに
折良く新しい合唱団の立ち上げという情報が舞い込んだ。
それも女声合唱。
しかも音楽監督がバリトンの加耒徹さん!
いそいそと初日の練習に行ったら
なんとっ
一人一人の声を聞くという!
プロの方の前でアカペラで音階を歌うなんて初めてで
おそろしく緊張っ!
でも、めでたくw入団を許され、練習開始。

指導は発声を本当に丁寧に
そして私のようなシロウトにも解りやすく教えて下さるので
1年ほど経つと以前よりずっと歌いやすくなり、
声域も驚くほど広がった。

でも、今までの合唱とは桁違いに高い音域を歌うので
本当に大変!
今回は全て英語の歌詞だが
アップテンポの曲の早口言葉でアワアワw
しかもアカペラの曲は8声部なので1パートが5人(マジか)。
家で自主練の時、録音して自分の歌を聞いては落ち込む毎日だった。




本番が近づくと
加耒先生は、お客さまにどう聴こえるか
という事をしばしば話されるようになった。
音の聞こえ方はもちろんだが
大事なのは
「お客さまが楽しんでくれているかどうか」。

改めてプログラムを見ると
合唱の他に声楽とハープのソロがあり
本当に楽しい演奏会だ。

加耒先生のリサイタルに行くと
音楽の楽しさ、すばらしさを存分に味わうことが出来る。

今回は、それを私たち合唱がアピールしなくてはならない!



そして当日。
綿密なリハーサル。
かなり長く立ちっぱなしだったので足がイタイ~
リハが終わったら、もう「おつかれさまー」と帰りたくなったw

しかし、本番はこれから!
体力温存しないと集中力が低下する私は
楽屋でお昼寝zzz





'19Novサーナ1.jpg



さあ~いよいよ本番!

集中力集中力っ!!

決めごとを忘れず
習得した発声でしっかり歌おう。





・・私は 声も気持ちも
客席を越えて遠くへ届くように歌う。
緊張感の中、自分を見失わずに!

でも、あんなに練習したのに
本番はあっという間!

凝縮された時間
宝石のような時間だった。。





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この日は冷た雨の中、とても多くの方の来場がありました。

終演後、たくさんのお褒めの言葉をもらいましたが(もちろんオトモダチ割引も有w
一番嬉しかったのは
「あなた、とても楽しそうに歌っていたわね」
という合唱の大先輩からの言葉でした。
少しでも加耒先生の期待に応えられたかな?




































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